非モテまとめとその傾向と対策3

bのコミュ能力についてまとめます

http://d.hatena.ne.jp/Masao_hate/
非モテではなく非コミュ問題だという指摘があり、私もそれに同意しますが前項からの兼ね合いと語感の良さからここでは非モテで表現を統一します
繰り返しになりますが能力=才能(性格)×技術(努力,経験)で表されます

非モテというのはこの才能(性格)の係数が小さくて能力が低い場合が一般的です
それでも一般人と同じように経験値を上げていけば係数分の差で済みますがそうはいきません

ファイアーエムブレムというゲームがありましてサジマジバーツと聞けばピンと来る人は来ますね
成長率が悪いキャラはレベルを上げるのが非常にしんどいのです、まあサジマジバーツは戦士なんで別要素が大きいですが

コミュニケーションの技術(努力,経験)の数値を上げるにはひたすら経験値を積んでレベルを上げるしか有りません「コミュ能力」が高い人間ほど高度で効率的なコミュニケーションをして指数的にどんどんレベルが上がっていきます、またコミュニケーションによる被ダメージもどんどん減っていって更にレベルが上がります

才能(性格)の係数が大きいリア充は合コンに合コンを重ねて経験値を上げるのに対し、非モテはまず呼ばれもしませんし行っても多大なダメージを喰らってレベルを上げるどころじゃないでしょう

二十代半ばを過ぎると、その差は取り返しのつかないことになっています
普通の人間は惚れた振られた同棲したのの修羅場をくぐっているのに対して非モテは非武装です
経験値を上げようにもどうのつるぎでキラーマシーンギガンテスでは相手になりません
http://d.hatena.ne.jp/mrnkn/20080623/1214158702
http://d.hatena.ne.jp/narima01/20050731

こればかりはどうしようも無いです、電車男のように運良く強力なパーティの馬車に入れてもらえれば良いのですが期待しても仕方が無いです
どうしようもないことは諦めて対人コミュニケーション以外で技術(努力,経験)のパラメータを上げる方法を考えましょう


コミュ能力を「相手の欲望を正しく理解する能力と自分の欲望を適切に表現する能力」と定義しましたがその実体や具体例は非常に煩雑です。ベクトルごとに分解すると訳がわからなくなってくるので大きくKY能力に依存するコミュニケーションとKY能力にあまり依存しないコミュニケーションについて考えます
例えば同じメールでも今年の801について語り合うのと恋愛相談ではKY能力の依存度が全く異なります
「やっぱりMr.ブシドーx刹那ですよね〜」「いやいやビリーxMr.ブシドーも悪くないよう」
これならばKY能力にあまり依存せず「相手の欲望を正しく理解することと、自分の欲望を適切に表現すること」が可能です。これは会話がデータベース依存型のいわゆるオタクの会話なので可能になっています。よってこのデータベースを801やオタク分野以外にまで拡張します。ファッション、音楽、旅行、リア充のデータベースを作りましょう
「〜知ってる」「知ってる、〜だよね」「だよね」と言う最もシンプルなデータベース依存型の「共感」を重ねることで少しずつKY能力を鍛えるのがこれの最終目的です、データベース依存型を今後の人生において主軸にして構いませんが、効率を考えるとやはり弱点である能力を少しずつでも補った方が良いはずです
ファイアーエムブレムに例えると「中盤にマニュアルでだけドーピングして銀の槍でレベル上げ」のような感じでしょうか



ということで非モテリア充をエミュレートして知識を増やすことで技術(努力,経験)のパラメータをドーピングしてから、少しづつKY能力を強化してコミュ力を上げていきましょう